お盆玉とはなんなのかポチ袋と金額の相場から地域までまとめ!
2016/07/26
ここ最近で出てきた話題の「お盆玉」は、まだまだ認知度が低いので“何のことかよく分からない”ですよね。
そんな、夏の新習慣になるのではとも言われているお盆玉の意味からお盆玉はいつからどこで始まったのか・専用のポチ袋や金額の相場はいくらなのかにについてまとめました。
お盆玉とは?
お盆玉とは、お正月にあげる「お年玉の夏版」とされていて、お盆休み期間の帰省などで会う孫や親戚の子供にあげるお小遣いのことです。
ですので、お正月に孫や親戚の子供に会えなかった場合などに、お年玉の代わりとしてお盆玉をあげることが用いられるケースとしては多いです。
お盆玉は2010年に、山梨県に本社を構えるマルアイという紙製品や包装用品を取り扱う会社が作った造語で、商標登録もされています
しかし、もともとの起源は江戸時代にまでさかのぼり、発祥の地である東北の山形県周辺の地域で行われていた夏の風習から始まったと言われています。
お盆玉の起源
お盆玉の起源は、発祥の地である東北の山形県周辺の地域で夏に行われていた、奉公人(主君に仕える家来や雇われ人のこと)に衣類や下駄などを渡すという風習が、時を経て昭和初期に子どもに小遣いをあげるという意味合いに変化したとされています。
ですので、全国的なものではなく一部地域だけの風習だったものに「お盆玉」という名前をつけて、需要を見込んだマルアイを始めとする企業や日本郵便が専用のポチ袋を販売しはじめました。
今では、全国の郵便局をはじめ大手の雑貨ショップでも取り扱われるようになったことで、各メディアにも注目されるようになってきています。
お盆玉のポチ袋はどんなもの?
各メディアが注目しているとは言え、まだまだ認知度は低いのでお盆玉のポチ袋を見かけたことがある人は少ないのが現状です。
お盆玉のポチ袋には、表に「お盆玉」と書かれているものから、夏の風物詩をデザインしたものまで様々用意されています。
2014年の7月から専用の「お盆玉袋」を販売した日本郵政では、今年も例年通りの7月から販売を予定しているそうですので、最寄りの郵便局で購入することができますよ。
価格は、3枚入りで162円~216円となっています。
そのうち、身近なスーパーやコンビニでも取り扱うようになるかも知れませんね。
もし、お盆玉袋を用意するなら相手の子供が喜びそうなキャラクターものか、通年使える無難なデザインのものを準備しておけば、直前に慌てることがないのでおすすめです。
お盆玉は金額の相場っていくらなの?
ここまでは、お盆玉がどういうものかを見てきましたが、お盆玉の意味がわかると気になってくるのが金額ですよね。
お盆玉はお年玉の代わりだと考えると、金額も同じくらいになるかなとイメージするかと思います。
ただ、子供や孫へのお小遣いという意味合いで用いる場合は、お年玉の相場よりも多少低い金額が一般的となっています。
【お盆玉の金額の相場】
小学生以下:1,000~3,000円程度
中学生:3,000~5,000円程度
高校生以上:5,000~10,000円程度
どんなに多くても、1万円までですね。
あまり多くあげすぎると、子供の親に気を使わせてしまうことにもなりますので、ほどほどにするのが無難ですよ。
お盆玉は、まだあまり馴染みがないので基本的には、お年玉を渡せなかった場合などに用意しておくぐらいが良さそうです。
お盆玉のまとめ
●お盆玉とは、お盆休みの帰省で会う孫や親戚の子供にあげるお小遣いのこと
●お盆玉のポチ袋は専用のものが販売されていて、郵便局などで購入できる
●お盆玉の金額の相場は、お年玉と同じくらいから少し低めが無難
本音としては、お盆玉が一般的になると困ると思ってしましますが、お年玉を渡せない代わりに用いるのはアリだと思います。
せっかくのお盆ですから、お盆玉を上手に活用するのがいいですよね。
ちなみに、お盆期間中の移動の時に予想される渋滞対策はされました?
もしも、まだ対策されてないようでしたら、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
関連→お盆休みの渋滞予測から2016年のピークになる日と回避方法のご紹介 関連→首都高速の渋滞予測でお盆や夏休みのピークを回避する時間帯をご紹介それでは、少しでもお役に立てると嬉しいです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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