小学生の自由研究 書き方の例とまとめ方のポイントを紹介!
2016/07/20
小学生の宿題で手ごわいのは、書き方がよく分からない自由研究ですよね。
小学生の自由研究ってどんな書き方をすればいいのかが気になっているあなたに、小学生の自由研究の書き方とまとめ方のポイントを例文を使ってご紹介します。
もし、子どもの自由研究の書き方に困っているのでしたら、文章や進め方の見本にしてみてくださいね!
小学生の自由研究の書き方は?
小学生の自由研究の書き方は、基本の流れとポイントさえ押さえれば、しっかりとした形の研究レポートになります。
ですので、もしあなたのお子様が自由研究の宿題のために調べた内容が少ないと感じていたり、自信がないと思っていたとしても、書き方を工夫するとしっかりと形になりますのでご安心くださいね。
まずは、自由研究の書き方の流れを順番にまとめましたので、見ていきましょう。
①研究しようと思ったきっかけから書き始める◆どうして調べようと思ったのか
なんで、そのテーマや実験を選んだのかということや、疑問に思ったきっかけなどを書いていきます。
②研究の方法や使った材料を書き出す◆どのようにして調べて何を使ったのか
実験に何を使って調べたのかということや、材料を一覧にして書いていくと見栄えが良くなるのでおすすめです。
③研究の結果について書き進める◆どんな結果が出たのか
記録したテーマの結果を一覧にまとめて書き出して、そこから気づいた疑問などを次の章として発展させます。
④その結果からわかったことをまとめる
◆結果からわかったこと
実験や観察の結果から気づいた疑問などを、本やインターネットで調べて結果の理由や新しく知ったことを書いてまとめます。
ここが自由研究の一番のポイントになりますので、お子様の手が止まるようでしたら手伝ってサポートすべきところですよ。
もしも、子供が小学生の1年生から3年生までの低学年であれば、①から③までの書き方をまとめるだけでも十分ですが、子供が小学生の4年生から上の高学年になる場合は、④が必須項目になってきますよね。
この4項目をネタにした進め方で順番に書いていくと、自由研究のレポートとしてまとめやすいので、ご参考にされてみてはいかがでしょうか。
小学生の自由研究の書き方 例文
ここまでは、自由研究の書き方の基本的な流れをご紹介しましたが、いざ書き始めようとすると「どうすればいいんだろう?」と悩んだりしますよね。
小学生の自由研究の書き方は、なかなか参考になるものが少ないので、最近では自由研究の宿題を代行する業者があるくらいです。
ですので、ここでは私が実際にやってみた実験の実例を使って、自由研究の書き方を解説していきます。
自由研究の実験テーマ例
【冷蔵庫がなくても自力でアイス作り】
親戚の小学3年生になる子どもの自由研究を手伝う機会がありましたので、一緒にやってみた実験テーマを実例にします。
①研究しようと思ったきっかけ
アイスが好きな親戚の子どもが、冷蔵庫がない場所でもアイスを食べたいという話題を題材にして、このテーマを宿題の自由研究にしました。
具体的な書き方の例としては、『冷蔵庫がない場所でもアイスを自力で作ることができないか』ということを、研究のきっかけとして書きましたよ。
②研究の方法や使った材料
『冷蔵庫がない場所でもアイスを自力で作る方法』を調べてみると、身近にある氷と塩を使ってアイスキャンディーを作るというネタがありましたので、自由研究のテーマを実現する方法としました。
実際に使った材料については、次のように一覧でまとめて書きましたので、ご参考までに。
【実際に使用した材料】
・サランラップ
・コップ
・割り箸
・輪ゴム
・深めのボウル
・氷(ボウルに1杯分)
・塩(氷の1/3程度の量)
・お好みのジュース
③研究の結果
実験をしてみた結果、冷蔵庫がなくても氷と塩を使ってアイスキャンディーが作れましたので、その作業手順をひとつづつ書き出して写真などを貼り、見た目のボリューム感を出しました。
④その結果からわかったこと
この実験の場合は実際の結果から、『なんで氷と塩でアイスキャンディーが作れたのか』という疑問に発展させて、氷と塩が混ざることによって起こる化学反応が理由になったという風にまとめて完成させました。
親戚の子どもは小学生の低学年なので、このぐらいの仕上げ方で問題なかったと言っていましたが、小学生の高学年であれば起こった化学反応について、もう少し深く追求すれば自由研究のレポートとしては十分だと思います。
小学生の自由研究のまとめ方とポイント
以上のように小学生の自由研究の書き方が見えてきたら、次にまとめやすい方法を考えておくといいですね。
小学生の自由研究のまとめ方には様々な方法がありますので、その中から実験や観察の結果を一番わかりやすく伝えられる方法を選ぶことがポイントになりますよ。
具体的な自由研究のまとめ方の方法としては、次に挙げる5つの方法から選びましょう。
①レポートにまとめる
一日で簡単に仕上げられるのが、レポートにまとめる方法です。
複数のページになるようでしたら、100円ショップで買えるファイルにまとめると宿題として見栄えしますので、おすすめですね。
②観察日記にまとめる
数日に渡って観察記録をつけるテーマのときに選ぶといいですよ。
ポイントとしては、1日1ページずつの絵日記にすると見やすくて仕上げも簡単にできます。
③スケッチブックにまとめる
図や絵などを多く書き込むようなら、スケッチブックを使うと便利ですね。
色鉛筆などで色付けもしやすいので、小学生の女の子に適した方法かもしれません。
④模造紙にまとめる
自由研究の内容がひと目でわかるので見栄えしますが、まとめ方が少し難しいという点もありますよね。
ですので、書き始める前に下書きをしておくことが上手く仕上げるポイントです。
⑤アルバムにまとめる
写真が多いときや、保存しておくことが目的の場合におすすめの方法ですよ。
簡単なアルバムでしたら百均でも購入できますので、探してみてはいかがでしょうか。
調べた内容が少ないときのポイントは?
実際に調べた内容が少ないときは、図やイラストなどを使ったまとめ方をするとボリューム感を出すことができますし、小学生の高学年の場合は数値などをグラフに表したりするのも、自由研究を上手く見せるポイントになります。
もし、お子様が絵を書くことが苦手なようでしたら、お手持ちのスマホで写真をとって張り付けていけば見栄えが良くなりますよ。
少しでもスマホの写真を綺麗にとりたいと思う場合は、撮影するときのポイントを少し覚えるだけで、より良い撮影が出来ますので覚えていて損は無いです。
そのポイントについて分かりやすい動画がありますので、こちらを是非ご確認くださいね。
スマホで上手に撮影するためのポイントとしては、手ぶれが一番大きな原因だと思いますので、最低限として手ぶれ対策が出来ると綺麗に撮影できます。
この方法も自由研究のまとめ方に活用して、しっかりとして見える自由研究レポートにしてくださいね。
小学生の自由研究の書き方まとめ
●小学生の自由研究の書き方は、基本の流れとポイントを押さえれば形になる
●小学生の自由研究は書き方の例文を見本にして、進めてみることをご提案
●小学生の自由研究のまとめ方は、伝える方法を選ぶこともポイントになる
いくつかの基本とポイントを参考にした、小学生の自由研究においての書き方の例とまとめ方のご紹介はいかがでしたか?
意外にも、いくつかのポイントを押さえるだけで、思ったよりも簡単にできそうな気がしてきませんか?
これを進め方の見本にして自由研究に取りかかれば、悩むことなく宿題を終わらせることができるのではないでしょうか。
しっかり自由研究を終わらせて、夏休みを充実させてくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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