浴衣の着方では男も左前に注意!帯の結び方や必要なものも紹介
2016/07/08
この夏は浴衣を着たい!
浴衣は女性だけの楽しみではなく、男だって浴衣を着たいと考えます。
浴衣をスマートに着こなしている男性は3割増とも言われる、男の浴衣の着方を帯の結び方や必要なものも含めてご紹介します。
浴衣の着方で男に必要なもの
男の浴衣の着方で、まず最初に必要になるものは次の5つになります。
ですので、あなたが現在持っているものも含めて、揃えるものが他にもあるかどうかを確認してみてくださいね。
【男の浴衣で必要なもの】
・浴衣
・帯
・下駄あるいは雪駄(せった)
・腰紐(こしひも)
・浴衣の下着
浴衣と帯はもちろん、それに合わせる下駄か雪駄は浴衣の着方として必須のアイテムになりますが、下駄は高さがあって歩きづらいので雪駄を選んだほうが楽になりますよ。
そして、忘れがちなのが浴衣を着付ける時に必要になる腰紐で、販売されている浴衣セットに入っていない場合もありますので気をつけてくださいね。
もし用意できなかった場合でも、帯で押さえるように浴衣を着ればなんとかすることはできますが、浴衣が着崩れしやすく帯がほどけると大変なのでオススメは出来ません。
浴衣の下に着るものって?
浴衣を着ている時には汗をかくので肌着は必要になり、速乾性のあるTシャツなどが良いです。
その場合は、浴衣の衿元から見えないように Vネック を選ぶようにしましょう。
そして上だけでなく下も、パンツ1枚より ステテコ を履くと快適になります。
どちらも、肌触りがよく乾きも早いものをユニクロで揃えることができますので見てみるといいですよ。
浴衣の着方では男でも左前に注意!
浴衣の着方では、男性も女性も左側が上にくる(右側が下になる)右前で着るのが基本になります。
もし、浴衣の着方を逆の右側が上になるように着付けてしまうと、左前といって死に装束の合わせ方になり縁起が悪いとされていますので注意が必要です。
男の場合は、スーツや洋服の着方と同じなので間違えることは少ないと思いますが、気をつけてくださいね。
浴衣の着方のポイント
男の浴衣では、着方によって大人っぽく見えたり知的な印象になったりします。
浴衣の着方が悪いと、せっかくの浴衣もだらしなく見えてしまうので男の着付け方のポイントになる腰紐を使って浴衣をしっかり整えることが大切になります。
腰紐は腰骨の上を通すようにして、前を少し下げ後ろを少し上げ気味にするといいです。
こちらに浴衣の着方を解りやすく説明している動画がありますので、是非ご確認くださいね。
浴衣の着方で男の帯の結び方は?
男の浴衣の着方では、帯の結び方で差がつきます。
帯を結ぶのは難しいと思うかもしれませんが、腰紐を使っていればその上から結べて浴衣が崩れませんし、帯は前で結んでから出来たあとに後ろへ回すので一人でもできますよ。
結び方はいくつかありますが、基本の「貝の口」という結び方が簡単で覚えやすく着物の帯にも使える結び方ですのでオススメです。
帯がしっかり結べると浴衣姿が粋に見えますので、動画を見ながらでも何度か練習してみてはいかがでしょうか。
男の浴衣の着方まとめ
●男の浴衣の着方で必要なものは、腰紐と浴衣の下着も忘れずに用意する
●男の浴衣の着方は左前にならないように注意して、着方のポイントを押さえる
●男の浴衣の着方では帯の結び方で差がでるので、結び方を練習して覚えよう
男の浴衣は女性に比べて簡単に着付けすることができますので、浴衣の着方に慣れてしまえば、そんなに難しいものではないです。
もし、浴衣を着た時に手荷物になる財布や携帯を、見栄えよくスマートに持ち歩きたい場合はこちらから確認できます。
→男の浴衣の持ち物で財布や携帯をスマートに入れられる粋なグッズ
女性と二人揃っての浴衣姿は絵になってとても素敵ですので、あなたも浴衣をスマートに着こなして、粋な浴衣姿で夏の花火や祭りなどのイベントを楽しんでくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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