熱射病と熱中症の違いから頭痛になる原因と対策のまとめ!

      2016/07/18

熱射病 熱中症
暑い季節になってくると気温の上昇とともに増加してくる熱射病。

そして、同じくこの時期によく耳にする熱中症との違いがわからずに原因や対策もイマイチわからない...

そんなあなたにお届けする、熱射病と熱中症の違いから頭痛になる原因とそれぞれの対策方法になります。

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熱射病と熱中症の違い

熱射病は、高温で湿度の高い環境下にいることによって体温が上昇し、脳に異常をきたして体温調節機能が乱れることが原因で起こる病気を指します。

そして、熱中症は高温多湿の環境下で起こる身体の障害の総称で、熱失神・熱けいれん・熱疲労・熱射病の4つに分類されます。

つまり、熱射病と熱中症の違いは、熱射病は熱中症の一種熱中症は熱射病を含む4つの要素から構成される身体の障害の総称ということになります。

【熱射病と熱中症の関係図】

※熱中症を構成する要素

①熱失神

皮膚の血管が広がることにより血圧が低下して、脳へ送られる血液の量が少なくなって起こる失神のことで、めまいや立ちくらみが前兆。

②熱けいれん

大量の汗により電解質のバランスが崩れて、足や腕や腹部などの筋肉に痛みをともなって起こる痙攣(けいれん)のこと。

③熱疲労

脱水が進むことにより血液量が不足して、頭痛や吐き気・脱力感や倦怠感がある状態になること。

④熱射病

体温の上昇により脳の機能に異常をきたして体から熱が抜けない状態になる病気のことで、言動がおかしくなったり意識がなくなることも。

ちなみに、この中には見当たらない日射病は、強い直射日光に長時間当たることで発生する病気を指します。

指し示す範囲や定義がはっきりしないので正式な医学用語として使われていませんが、日射病も熱中症の一種としてお考えください。

熱射病や熱中症は頭痛を引き起こす

よく、炎天下で運動した後や気温の高い室内で過ごしていると、頭が痛くなって頭痛に悩まされることがあります。

軽い頭痛だから大丈夫と思ってしまいがちですが、それは熱射病や熱中症の症状である可能性が大きいので注意しなくてはなりません。

熱射病や熱中症は頭痛を引き起こします。

頭痛の原因は?

頭痛の原因になるのは脱水症状です。

運動したり気温が高い中で過ごすと、汗をかくので喉が渇いてきますよね。

この状態は脱水症状がおこる初期段階で、水分補給が不十分だと血液量が不足してきて、その不足を補うために脳の血管が大きくなります。

その結果、自律神経が体の体温調節機能をコントロールすることが出来なくなり、体温も上がって脳が異常をきたすので頭痛を起こしてしまいます。

熱射病や熱中症の頭痛には寒気や発熱を伴うものもありますので、その症状への対処法はこちらでまとめています。

関連熱射病や熱中症の症状である頭痛や寒気、発熱への対策と対処法!

この頭痛を放置してしまうと、更に脱水症状が進み熱中症の症状である立ちくらみやめまいが起こり、倦怠感や脱力感を感じたりしてきます。

重症化すると頭痛だけでなく吐き気をもよおしたり、足や腕や腹部などが痙攣しはじめたり、ひどい時には意識がなくなることもありますので、その前に対策をとる必要があります。

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熱射病や熱中症の対策は?

熱射病や熱中症の対策は、大きく分けると3つの点を押さえて対策することが重要になります。

1.予防する

2.応急処置

3.病院で受診

それぞれの対策と対処の仕方について、見ていきましょう。

1.予防する

熱射病や熱中症の予防法としては、暑い所や気温の高い場所にいないのが一番です。

直射日光が当たるような場所もなるべく避けて、水分をこまめに取るようにして脱水症状の回避にも努めるようにします。

どうしても気温の高い場所などに出る時は、日差しをよけるために帽子をかぶったり日傘をさすようにするか、冷却グッズなどを身に付けるのもひとつの方法です。

2.応急処置

もし、熱射病や熱中症の疑いがある場合は、涼しいところに行って休憩をとるか身体を冷やして体温を下げるようにします。

首元や腋の下などの動脈に近いところを濡れタオルで冷やすと効果的です。

ぐったりしている場合は、服の締めつけを緩めて足を頭より高くして寝かせ、突然の嘔吐で気道を詰まらせないよう横向きにするようにします。

3.病院で受診

軽度の症状や頭痛の場合は休憩したり睡眠をとることで回復しますが、重症の時や症状が長引く場合は病院での受診が必須です。

自力での水分補給が困難な状態も同様で、痙攣(けいれん)していたり意識がなくなった場合は救急搬送が必要になります。

熱射病と熱中症のまとめ

●熱射病は熱中症の一種で、熱中症は熱射病を含む身体の障害の総称

●熱射病や熱中症は頭痛以外にも様々な症状を引き起こすので対策が必要

●熱射病や熱中症の対策は、大きく分けて3つの点を押さえることが重要

以上、熱射病と熱中症についてお届けしてきました。

今や夏の7月や8月だけでなく、5月や6月でも急に気温が上がったり9月以降も残暑が厳しく油断できませんので、暑くなるこれからの季節に備えてくださいね!

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