小学生の自由研究で簡単にできるテーマとまとめ方のコツを紹介
2016/07/20
小学生の夏休みの宿題で、子どもだけでなく親も頭を抱えるのは自由研究ですよね。
まだ自由研究の宿題が終わっていないとお悩みのあなたに、小学生の自由研究で簡単にできるテーマとまとめ方のコツを具体例もふまえてご紹介します。
自由研究のテーマやネタ探しに困っているのでしたら、コッソリのぞき見していってくださいね!
小学生の自由研究で簡単にできるテーマとは?
小学生の自由研究で簡単にできるテーマとは、まず身近にあるものや家の中でもできるものを選ぶことがポイントになるのではないでしょうか。
遊びのことなら夢中になる小学生も、自由研究の宿題となると途端に興味がなくなるので困ったものです。
だからと言って、自由研究を最初から最後まで全部手伝ってしまっては宿題の意味がないですし、簡単なテーマであっても子どもに自力で考える力を身につけさせたいとも思いますよね。
ですので、小学生の子どもにとって最初に「めんどくさい」と感じさせないためにも、手の込んだ実験などをせずに、放置しておくだけで見た目の変化を記録してまとめるだけのようなテーマにしてみませんか?
そんなテーマを見つけることができれば、毎日遊びながらでも少しの時間で簡単に記録することができますし、なんでこうなるんだろうという興味が出てくればしめたものです。
そして、時間が経つにつれて見た目が変化していく過程や結果を、図やグラフなどにしてまとめていくと、費やした時間の割に簡単で見栄えのする自由研究レポートに仕上げることもできますので、おすすめですよ。
小学生の自由研究のテーマでおすすめは?
以上のポイントを押さえたうえで、私が小学生の自由研究のテーマでおすすめするのは、家の台所にあるものを使った「金属のサビ」の実験です。
実験と言っていますが、実際は液体に小さな金属を入れて放置するだけという、とても簡単なテーマですのでご安心くださいね。
自由研究のテーマの種類としては、小学生の理科の実験と言ってもいいと思います。
具体的なやり方を簡単に説明しますと、水や塩水や砂糖水と醤油や酢やジュースなどに小さな金属を入れて、サビ具合の変化を記録していくという実験です。
サビ方の変化の差を比べるために大体5~6種類ほどの液体を用意すると、まとめる時にボリューム感が出しやすいのでおすすめですよ。
参考までに、自宅や身近で手に入る液体の例を挙げておきます。
・塩水
・砂糖水
・醤油
・酢
・お酒や料理酒
・炭酸ジュース
・オレンジジュース
・カルピスなど
このあたりの液体を紙コップなどに分けて入れて、クリップやネジなどの金属を中に入れて放置します。
家に釘なんかがあるといいのですが、やはりクリップが身近な金属になるでしょうか。
もし、クリップを実験に使う場合は数を多めに入れるのが、実験の結果を早く出すコツになりますよ。
紙コップやクリップが家にない場合は、ダイソーなどの100円ショップで簡単に買えますので、すぐに百均へ行きましょう。
実験を始める時は、紙コップにマジックペンで液体の名前を書いておくと記録がしやすいですね。
実験を初めて数日で変化が出てくると思いますが、どんなに長くても1週間も記録すれば十分です。
この、おすすめテーマの実験イメージに近い動画がありますので、確認してみてくださいね。
動画では今話題の水素水を使った実験ですが、小学生の自由研究には揃えなくても大丈夫ですよ。
液体とクリップを揃えたら、あとは一日に朝と夜の2回ほど記録していけば日中は遊んでても問題ないので、小学生のお子様の自由研究テーマとしてみてはいかがでしょうか。
小学生の自由研究でまとめ方のコツと参考例
それでは実際に、この自由研究のテーマで実験する場合に知っておくと、まとめる時間がスムーズになるまとめ方のコツをご紹介していきます。
小学生の視点からどのようなまとめ方をしていけばいいのかを、具体的な参考例をあげながらお伝えしますね。
自由研究のまとめ方と参考例
①研究のきっかけ
<どうして調べようと思ったか>
難しく考えなくても大丈夫ですよ。
身近にあったもので感じた疑問や不思議に思ったことにすればいいと思います。
このテーマの場合は、『なんで金属はサビるのか』と思ったことがきっかけになっています。
②研究の方法
<どのようにして何を使ったか>
この実験テーマの場合は、5~6種類の成分の異なる液体を使って、金属がサビる経過を比べてみることが方法になりますよね。
③研究の結果
<どんな結果が出たか>
塩水が早く錆びて、醤油は全くサビることがなかったというような結果が出ると思いますので、なぜ醤油の場合は金属がサビないのかという疑問を次の章として発展させます。
④わかったこと
<結果からわかったこと>
ここが一番のポイントですので、お子様の手が止まるようでしたら手伝ってサポートすべきところですよ。
なぜ醤油の場合は金属がサビないのかということを、小学生のお子様にインターネットや本などで調べさせてみるといいですが、醤油に含まれる グルタミン酸 が金属のサビを落とす働きをします。
醤油には食塩が含まれるので金属はサビますが、そのサビがグルタミン酸の働きによって溶けて、醤油につけてもサビが発生しないように見えるってことになるんですね。
小学生の1年生から3年生までの低学年のお子様には、考えるのが少し難しいかもしれませんが、小学生の4年生から6年生までの高学年のお子様には、面白い実験になるとは思いませんか?
宿題としての自由研究のまとめ方
実際に、この自由研究のテーマで実験する場合は、お子様が小学生の低学年であれば③の研究の結果までをレポートや観察日記にまとめるだけで十分でしょう。
もし、お子様が小学生の高学年であれば、スケッチブックや模造紙にまとめたり、写真を多く撮っておいてアルバムなどにすると、自由研究の宿題として見栄えしますのでおすすめです。
どうしても時間がなくて、一日でもできる自由研究のテーマを探している場合は、こちらでご紹介しているテーマも参考にしてみてくださいね。
→夏休みの自由研究で小学生にも簡単・一日で仕上げられるテーマをご紹介
もし、具体的な自由研究の書き方や、まとめ方のポイントを参考にしたいのでしたら、こちらの書き方を見本にするといいですよ。
小学生の自由研究のまとめ
●小学生の自由研究で簡単にできるテーマは、身近な材料を使って放置するもの
●小学生の自由研究のテーマでおすすめは、金属のサビ方を比べてみる実験
●小学生の自由研究でまとめ方のコツは、参考例を元にして調べてみると良い
家の台所にあるものを使った、小学生にも簡単にできる自由研究の実験テーマのご紹介はいかがでしたか?
こうやって見てみると、思ったよりも簡単にできそうな気がしてきませんか?
今からテーマを調べておいて自由研究に取りかかれば、スムーズに終わらせることができるのではないでしょうか。
しっかり自由研究を終わらせて、残りの夏休みを充実させてくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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