食中毒の予防【飲み物編】原因になることや対策方法のまとめ
2016/07/16
日に日に気温が上がり、暑い季節になっていきますね。
汗をかくようになり、喉が渇いて飲み物が欲しくなる季節でもあります。
お出かけの合間にとる水分補給は熱中症や脱水症状の予防になりますし、スポーツの後にゴクゴクと喉を鳴らして飲むとスカッとします。
そして、お昼のお弁当にだって一緒に飲み物を飲むでしょう。
でも、ちょっと待って!
食中毒を起こす菌は、あなたが飲んでいるその飲み物にも潜んでいる可能性が...
これからの季節に必須の飲み物で、まさか食中毒になるなんて思いもしません。
今回は、食中毒の予防【飲み物編】について話していきたいと思います。
食中毒の予防、飲み物から感染することもある?
冒頭でも少し触れましたが、結論から言うと飲み物からでも食中毒に感染することはあります。
あなたが飲んでいる飲み物は、何に入っていますか?
バッグに忍ばせているペットボトルでしょうか、それとも家から持ってきた水筒でしょうか?
自動販売機やコンビニなどで買ったばかりの飲み物や口を開けたばかりの飲み物なら大丈夫ですが、ここ最近はエコ意識や節約志向が高まってペットボトルや水筒を持ち歩く人が増えています。
水分補給や熱中症予防に便利ですが、扱いや内容物に気を配らないと食中毒を招く可能性があります。
気温や湿度が高くなるこの時期は、雑菌の繁殖率も高くなります。
そして飲み物の中で雑菌が繁殖することで、飲み物からの感染に繋がるのです。
食中毒の予防のために飲み物での原因を考える
飲み物で食中毒を招く原因は、先にも挙げた雑菌の繁殖とペットボトルや水筒の扱いが不十分なことです。
バッグに忍ばせることが多いペットボトルや水筒は、ただでさえ高温多湿になりやすく雑菌が増えやすいのですが、食事や間食をしたままで口を付ければ食べ物が飲み口に付着したり、飲み物の中に入って更に雑菌を増やしてしまいます。
自分の口しかつけていないのだから雑菌は繁殖しないと思うかもしれませんが、歯磨きをしても口の中の雑菌を全て落としきることはできません。
朝に口をつけて飲んだ飲み物は、夕方や帰宅時にはかなりの雑菌が繁殖しています。
また、ペットボトルを常温の中に置いておいたり水筒の洗浄不足によっても起こります。
底の深い水筒は隅々まで洗えていますか、毎日ちゃんと乾かしていますか?
水筒は入口が狭く底が深いので洗いづらく乾きにくいです。
落としきれなかった雑菌が残っていたり、すすぎが不十分だったり、きちんと乾かしていないと知らないうちにカビが生えていて食中毒の原因になります。
あとは、ペットボトルや水筒の中身も関係します。
飲みやすいジュースや、水分補給に便利なスポーツドリンクではないですか?
糖分の多い飲み物は、水やお茶よりも雑菌が繁殖しやすいので注意してください。
食中毒の予防で飲み物にとるべき対策とは?
原因を踏まえて飲み物での食中毒予防する為には、どのようにしていけばいいのでしょうか。
飲み物での食中毒を予防するために注意する点とその対策をまとめたので、それぞれの点に気をつけて予防に努めましょう。
注意点と対策
ペットボトルは飲みきるかコップを使って飲む
暑い時期は雑菌の繁殖力が高い時期なので、ペットボトルも水筒もそのまま口を付けずコップに注いで飲むことをオススメします。
飲み残しは冷蔵庫で保存する
雑菌は低温の中だと繁殖が止まります。
もし、飲みきれず冷蔵庫もない場合は捨てるのが安全です。
ペットボトルは再利用しない
ペットボトルは中を洗浄するのが難しく熱湯を使って消毒することもできませんので、中身を入れ替えて使ったりせず捨ててください。
水筒は隅々まで洗浄し、しっかり乾かす
食中毒を予防するためには、水筒の洗浄は欠かせませんのでマイボトル用の細いスポンジやブラシでよく洗い、熱湯での殺菌も忘れずに。
あとは、カビが生えないようしっかり乾かしてください。
中身は糖分の少ないものを選ぶ
一日中飲む水筒やペットボトルの中身は、できるだけ糖分が入っていない物を選ぶのが最善です。
食中毒の予防【飲み物編】まとめ
●食中毒を予防するには、飲み物にいる雑菌に気をつける
●飲み物での食中毒を予防をする為には、ペットボトルや水筒の扱いも大事
●飲み物での食中毒を予防する為にも、できる対策をしよう
ポイントを押さえれば、飲み物での食中毒も怖くないです。
これからの季節で気持ちのいい毎日を過ごす為にも食中毒を予防していくことが大切です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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